非常警報設備ではない。
非常放送設備でもない。
そう、非常警報器具なのである。
~非常警報器具とは 火災が発生した場合、防火対象物内の人々に拡声器や警報音などによって伝達するための、警鐘・携帯用拡声器・手動式サイレンなど。~
ムもこの職について彼是30年以上になるのだが、まだ携わったことのないお初の消防設備があるのだから人生面白い。
とある現場の消検にて。
消防官「非常警報なんですけど、テナントの一番端っこが水平距離25m強あるんですよね。いや~ホントにチョットなんですけどね・・・」
ム「これ既存で触ってないんですよ。以前からダメだったということになるんですけど・・・定期点検で不適であがってないんですかね。。。」
消「確かに業者さんの言い分も分かります。ですので本来なら移設していただきたいのですが、今更だと思うので<器具>の設置でいいですよ。」
ム「???<器具>???」
消「そう非常警報器具です。拡声器とかゴングとか。」
ム「お~~~そうきましたか。初めて言わたのですが、街頭演説とかで使ってるようなのでいいんですか?」
消「そんな感じのでいいです。」
元請けさん「(冗談ぽく)応援団のメガホンとか(笑い)」
ム「それはチョット・・・(苦笑)」
消「あ、別にダメじゃないです。」
元・ム「(ズルッ)、、えっ、いいんですか?(ハモリ)」
消「ええ、特に規程ないんで。まあでも非常警報の代替なので安価なのでいいから拡声器とかでお願いしますよ。」
ム「承知いたしました。」
てなわけで、アマゾンで\2,000-の拡声器を購入。
初めての消防設備でした。
ム