NEWS というか、ムのブログ

今日の焼肉屋さん。

焼肉屋さんで上カルビをたらふく食って幸せ~~~とかいう話ではない。

焼肉屋さんの客席の感知器の話。

今まで幾度も焼肉屋なり鉄板焼屋なり、とにかく客席で焼いた煙が大量に立ち上るお店の自火報工事をしてきた。

その煙が大量に立ち上る客席の天井面に付ける感知器だが、有窓階扱いなら熱感知器にすれば問題ない。

だが無窓階扱いの場合はどうだ。

基本、煙感知器って、、、いやダメだろ。

ある日の都内某S消防に火報着工届を持って行った時のこと。

ム「焼肉屋さんなので客席は熱感知器で設計しました。」

消防官「ここは無窓階だから煙感知器にしないとダメですよ。」

ム「えっ、客席で肉焼くんですよ。煙で誤作動しますよ。」

消「いや、厨房なら熱でいいですが、客席は煙でないとダメです。」

ム「うーん、厨房で肉を焼いて客席に持ってくるのなら分かりますが、そこで肉を焼くのですから厨房と同じ扱いだと思うのですが。」

消「いや、ウチではそういう指導をしているので煙感知器でお願いします。」

ム(指導?頭カチコチだな。)

 「他の消防署でも熱でいいって何度か言われたことあるのですが。」

消「ですからウチの指導なんですよ。」

ム(あーもう完全に考えるの放棄してる。ダメだこりゃ。」

 「分かりました、ではベル鳴って騒ぎになったらどう対処いたしましょうか。私も施主さんに怒られるの嫌なんですけど。」

消「その時は感知器移設で対応してください。」

ム「狭い焼肉屋さんなので移設しても同じですよ。煙が滞留する場所は煙感知器を設置できない、とかってあると思うのですが。」

消「では換気設備を良くしてもらうかです。」

ム(あーもう分かった分かった、時間の無駄だ。。。)

 「承知いたしました。」

で、肩を落として帰ろうとすると、

消「まあ、初めから熱感知器というのはウチも認められないので、もし誤作動したら熱感知器への検討ということでご相談にいらしてください。」

ム(なんだ、結局熱でもいいんかい!だったら初めからそうすればいいんじゃ・・・)

まあここの所轄地域は結構火災が多そうだし、消防さんもナーバスになってるのかな。

でもしょっちゅう誤報で消防車が呼び出されるようじゃ、それも大変だと思うけど。

 

 

 

 

 

絵、間違えた

 

 

 

 

 

 

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