NEWS というか、ムのブログ

今日の大阪放火事件について。その2

前回、大阪放火事件についてムの意見を述べた。

その中で放火どうこうでなく窒息死じゃんみたいなことを書いた。

で、今回は一酸化炭素中毒による窒息死を少しでも防ぐには、

そう、排煙設備の話しをしたい。

この事件の起きたビルには排煙設備がなかったみたいだが、このビルの規模や建てられた年代からして違法性はなかったらしい。

今回の25人の尊い命の死因の殆どは一酸化炭素中毒による窒息死である。

炎による焼死でもなければ、ましてや犯人にナイフで刺されたわけでもない。

だから、排煙設備が整っていれば被害が少なくて済んだのでは、とムは切に思うのである。

て、「排煙設備なんてお金がかかるのに簡単に言うなよ」

今度は全国の雑居ビルオーナーから怒られてしまいそうである。

確かにその通りかもしれないが、またこんな事件が起きてそういった何らかの法改正を考えないのであればこの国は終わりだ。

2001年の歌舞伎町での44人死亡の火災。

2019年の京アニでの36人死亡の放火殺人事件。

何れも殆どが一酸化炭素中毒による窒息死だ。

背に腹を変えられるか、という話だと思うのだ。

最低でも特定一階段防火対象物には必要だと思う。

で、考えてみた。

「簡易自動排煙装置」だ。

これのポイントは「自動」ということだ。

特一規模の建物は排煙設備が設置されていたとしても殆どが「手動」だ。

ハッキリ言おう。

「手動」はダメだ。

火災が起きてみんなパニックになってるのに、誰が冷静にどこにあるかも分からない手動装置を起動するんだ?

無理。

絶対無理。

どうするか。

煙感知器連動の排煙設備。

換気扇みたいな簡単なもの、若しくはキッチンの換気扇そのものでもいいではないか。

これを単純に煙感知器と連動させるシステムを構築すれば、それだけでも少なからず煙は屋外へ排出されると思うのだが。

今回みたいに何も排煙に対して何も対策が施されてないよりかは被害も少しは減るのではないだろうか。

え?既に某防災メーカーがとっくに考えてるって?

アンタが発明したみたいに言うなって?

いや、だからそれは高層ビルや防災対策がしかっりなされた最近の建物でしょ?

じゃなくて、もっと安価で簡単に設置できるものじゃないと雑居ビルオーナーさんらは負担しないと思う。

老人ホーム火災が相次いだ時だって、水道直結型スプリンクラーが義務化されたじゃないか。

それと同じで、もう待ったなしの対策しないとまた同じような事件を繰り返すことになるのは明白である。

まあ自分はビルオーナーではないので、あまりテキトーなことも言えないのだが。。。

でも絶対に真剣に考えなければならないところまで切迫してると思う。

 

 

 

 

 

 

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