R型アナログ感知器のお話。
火報の種類は大きく分けてP型とR型がある。
もんのすごくザックリ言うと、
P型→小規模~中規模、安価、一般的。
R型→中規模~大規模、高価。
で、R型の場合、発報感知器の場所が特定できるアナログ感知器たるとても優秀なものがある。
メーカー様を敵に回すつもりはないのだが、基本、工事費をできるだけ抑えてあげようと思うムなので、書かせてもらう。
都内某所の大型物件にて、
防災センターのかた「このR型って、ケムカン1個増やすのに数十万円もかかるんだよね。
自分が前に務めてた現場はP型だったから、同じ内容でも数万円で済んでたのに。。。」
ム「そうなんですよね。
火災の早期発見のために感知器の場所が特定できるように1個1個番号を割り当てるのですが、そのために受信機とモニターのデータ書換えてのが発生するんですよね。
で、その書換えの金額が高い。。。」
防「うん、そうらしいんだけど各テナントからさ、よく言われるんだよ。
ケムカンの工事費が高いからろくにカーテンも付けられない!
って。」
ム「あ~未警戒ってやつですね。それ、すごく分かります。
こういう一等地にある会社だからお金あるんでしょうけど、カーテン付けただけでその金額じゃね。。。」
防「おたくらもこういう現場で儲けるのかね。」
ム「いやいや!儲かるのはウチら工事業者じゃなくてメーカーですよ。
だって工事金額の何倍もメーカーにお金払うんだから。」
防「そうなんだ、、、なんか入居してるテナントさんが気の毒でね。。。
別にケムカンの位置が分かったからってなによ、事務所ビルで火事なんかならないって!!
火事になったら俺が消火器もって消しにいくんだからこんなのに頼らなくったていいんだよ!!!」
ム「はぁ・・・(それを言っちゃ終しめーよ。しかもなんか話が脱線してるし。。。)」
でも、現場の切実な声がメーカー様に少しでも届けば、と思うムでありました。